NOTE

REPORT 2014.06.20

鎌ヶ岳★enjoy会

こんにちは。 タケです。

 

先日enjoy会は、梅雨らしい曇り空のもと

鈴鹿山脈の鎌ヶ岳へと向かいました。

 

今回予定したルートは、店長マナさんのおススメでもあり、

鎌ヶ岳の雰囲気を味わうには最高のルートといわれる鎌尾根コースです。

 

四日市市水沢町、宮妻峡ちかくの登山口から登っていきます。

 



さすがにこの日の天候では、駐車地に他の車はありません。

この駐車地からは二つの登山道へと行くことができます。

 

今回はその二つの道を使う周回コースをいきます。

 

山の上を見てみると、けっこうガスがかかっています。

雨を覚悟で、出発です。



林道を約30分歩くと、水沢峠への登山口に着きました。

いいウォーミングアップの後、ここから本格的に登り始めます。







湿気たっぷりの、ひんやりした谷風を受けながら、

ひたすら登り続けます。

 




登山口から50分、鞍部に出ました。  水沢峠です。

 

着くとすぐに、ポツポツと雨があたり始めました。

レインウェアは着るまでもなさそうですが、ザックはカバーをかけていきます。





足元はいっそう滑りやすくなってきました。

一歩一歩に気をつけながら進めます。







峠から尾根道をのぼり、標高1030mの水沢岳に到着しました。

 

ここは本来、南方・東方の展望が開けているらしいのですが、

まぁ予想はしましたが、ほとんど視界がありません。

 




晴れそうにないガスの中、ずっと同じような景色を見ながらの尾根歩きです。

本当ならこの辺り、尾根道越しに鎌ヶ岳の姿まで見通せるという、絶景ポイントらしいのですが・・・。

 

しかし、これはこれ。

霧のある山の景色もそれなりに良いものです。

 




衝立岩です。 

クサリが下がり、落差の大きい箇所を通過します。

 

岩を巻いて登りきると、ここもまた360度の好展望地ということらしいです。

 

さっきより、ちょっとは晴れているようですが。

 


 

シロヤシオは、もう花咲く時季が過ぎていましたが、

この辺りには木が多くあるので、ぜひその季節にも来たいものです。

 





キレットやガレ場・ザレ場が連続します。

緊張感もつづきますが、このアルペンチックな雰囲気はとてもいい感じです。

 







ここは「カニの横這い」、だそうです。

 






水沢岳から1時間40分。 岳峠に着きました。

鎌ヶ岳への、最後の登りが始まります。

 


 

山頂近くなり、疲れてきた足ですが、

ゴロゴロした岩々の上をていねいに運んでいきます。

 



10分ほど登り、標高1161m、鎌ヶ岳山頂に着きました。

 

この天候でも、何組かの登山者がすでに来ているようです。

山の神様に手を合わせ、雨に降られないうちに昼食です。

 



 

ふたがパンっと膨らんでいると、なぜかちょっと楽しくなります・・・。

 





帰り道は、岳峠をすこし過ぎるまで引き返し、

雲母峰方面への分岐を折れます。

その先の分岐で尾根をはずれ、カズラ谷登山道へと下りていきます。




湿った路面がずっと続き、気を抜けません。

トレッキングポールでバランスをとりながら、長い下りをこなします。

 






カズラ谷コースも水場の辺りまで下ってきたころ、

登山道にすこし陽も射しかけました。

 

山の天候って、やっぱりそんなものなんですね・・・。

 



出発地の林道が見えました。  無事下山です。

 

さて、今回はこのような天候で鎌尾根コースの醍醐味というのは味わえませんでしたが、

この梅雨の雨間を、予定通りのコースで歩けただけでもよかったかな、という感じです。

 

そして、次に来たときは・・・と考えると、とても期待がふくらみます。


今回も良い登山でした。




雨の多い季節、みなさんも気をつけて登山を楽しんでください。

ではまた。  











BUD PALMS ONLINE STOREBUD PALMS ONLINE STORE

バッドパームスで取り扱っているアイテムを、オンラインでご購入いただけます