こんにちは。 タケです。
今回のenjoy会は、御池岳へと行ってきました。
いなべ市側からの今回の登山コース、国道306号線沿いにあるパーキングに車を停めます。
虫よけ、ヒルよけは必携です。
文句なしの秋晴れの空のもと、出発です。
今回登る「木和田尾コース」は、この送電線の近くを沿う形で登っていきます。
御池岳はこの山の遠く向こうです。
国道から林道に折れ、炭焼き小屋を過ぎたところに 「白瀬峠登山口」 があり、ここから山へと入ります。
先日台風が通り過ぎたこともあり、登山道は倒木や落ちた枝・葉で荒れています。
地面に落ちた葉っぱの下に、たくさんヒルがいます。
そしてこの写真を撮っているちょっとの間に、靴に2匹くっついていました。
まったく油断できません。
鉄塔が現れました。
あちらにも並行して通る送電線が見えます。
ここからはしばらく2本の送電線の間を進めていきます。
しばらく行くと谷の斜面が大きく崩れて崖になっているところがありました。
道は完全に消えていますが、緩やかにおりられるところを探して進めると、谷を挟んだ先に道が続いています。
登山口から約2時間、白瀬峠(白船峠)まで来ました。
ここは県境にあたります。
直進すると真の谷へと下りますが、今回はカタクリ峠へ向けて尾根道へ右折します。
ちなみに反対方面には藤原岳の看板がたっています。
自然に落ちたのか、台風の強風で落ちたのか…。
登山道の至るところに山栗が落ちています。
「六合目」の看板がありますが、これはコグルミ谷コースでのものです。
ひたすら進めると、ようやく丸山分岐までたどり着きました。
ここまで来れば、あとは最後の登りをがんばるだけです。
疲れと空腹でだんだん口数がへりつつも、頂上に近い雰囲気も感じられて、期待も高まります。
登山口から約4時間、ようやく御池岳山頂(標高1247m)に到着です。
ここでは展望も北東方面にひらけるだけですが、霞みながらも遠くの山まで見通せます。
お腹も減りましたが、昼ごはんはもっと眺望のよい奥ノ平で食べることにします。
その前に北西方面へちょっと散策です。
所々に小さな池があります。 ひっそりと静かにあって、なかなかいいものです。
この山の名前の由来でもあります。
シダの原っぱのさきに 「日本庭園」と呼ばれる部分が見えています。
そちらも御池岳の特徴的な見所の場所ですが、どうやら時間もおしてきているので、
次回の楽しみにしておいて、奥ノ平へと向かいましょう。
「ボタンブチ」、「天狗ノ鼻」と呼ばれる崖が見えます。
今回は行きませんが、また行ってみたいと思います。
さて、奥ノ平に着きました。
すごくいい眺めも広がっていますが、マナさんも僕も空腹でクタクタなので、
急いでごはんの準備にかかります。
今回は二人そろって、バッドパームスでも売っているパスタを持ってきました。
お湯を入れるだけです。
ボイルしたソーセージをのせて、すごく武骨な見た目になりました。
でも何より、この眺めを見ながらのごはんは、いつでも最高においしいです。
ついでに昼寝でもしたいぐらいでしたが、計画した時間もめいっぱいになってきているので、
コーヒーで締めくくったあとは、すぐに下山の支度です。
帰り道、いつもは下り道は早く感じるのですが、今回はとくべつ長く長く感じました。
休憩も少なくして、歩きごたえのある今回のようなコースもいいですが、
御池岳のような山へは時間に余裕のあるコース計画で来るのもいいでしょう。
次回はぜひ・・・と思いつつ今回は今回で満足できた山歩きでした。
ではまた。