こんにちは。 お久しぶりです。 タケです。
先日、松阪にある里山、堀坂山と観音岳に行ってきました。
今回は麓近くの「森林公園」に車を停め、二つの山を周回するかたちで登ってきました。
午後からは天気がくずれ出すということで、朝7時半に登り出します。
堀坂山登山道への林道入口は、森林公園への橋のすこし上の方にあります。
久しぶりの森のにおい。 気持ちいいです。
林道を進めていくと「雲母コース」と書かれた登山道が現れます。
ここを登っていきます。
根っこだらけの、ちょっと痩せた尾根道で傾斜もなかなかあります。
久しぶりの気持ち良さの反面、心拍数が上がってきました。
7、8合目あたりでしょうか、日陰の所々に雪も見られます。
雌岳への分岐看板が立っています。
行ってみましょう。
雌岳(680m)には祠が建っていて、山の神様が祀られています。
この高さまで来ると、さすがにいい眺めが見られます。
すこし進んだところに、ベンチが作ってあります。
眺めもよく、これから通っていく観音岳の方面が見渡せます。
陽当たりさえ良ければゆっくりしていくところですが、けっこう冷たい風が吹くので立ち止まらずどんどん歩
きます。
山頂が近くなってきました。
日が射さない部分が多く、前に積もった雪が思ったよりたくさんあります。
キラキラした雪を見ていたら、冬の間に雪山へ行けなかった残念な気持ちがちょっとだけ和らぎました。
ただ、さっきからよく滑ります。
先の下り道、大丈夫かなと少し不安になります。
堀坂山山頂に到着です。
まだ木々の枝や、陰になったところが霜で白くなっています。
春らしい陽射しはあっても、空気はまだ冬のように冷たいです。
しんと静まった、なんとも言えないすばらしい山頂の雰囲気です。
平野の反対側に、飯高の方面が見えます。
三畝山がいちばん白くなっています。 樹氷もきれいに見えそうですね。
さて、次は観音岳をめざしていったん下ります。
頂上で出会った登山者に堀坂峠からの道の様子をたずねると、けっこうアイスバーンになっている所もあ
るということです。
様子を見ながらいきます。
お話の通り、日陰部分がかなり凍りついています。 数人の登山者とすれ違いますが、どうやらその方た
ちも下りでは軽アイゼンを付けるそうです。
僕は今日は軽アイゼンを持たずに来たので、トレッキングポールを使いながら慎重に歩を進めます。
トレッキングポールが無かったらほんと危なかったかもしれません。
そばで一緒に下っていた方のお話では 「堀坂のこの部分は雪が降るとなかなか解けずに残ってアイス
バーンになるので、よく骨折する人もいるよ」 ということでした。
堀坂峠まで下り、観音岳への登山道に入ります。
こちらも陰は雪がまだらに残ってます。
でも凍りついた部分はありません。
30分くらい登ったでしょうか、観音岳頂上に到着です。
太陽が高くなったのと、風が凪いだせいかこちらの山頂はポカポカで気持ちいいです。
堀坂山の姿がきれいに見えます。
ここで軽く朝食をとりながら、ゆっくり過ごします。
久しぶりのこの楽しい感じ、今日は静かに孤独にですが十分味わいます。
再出発するとすぐ、白米城への縦走道との分岐に来ました。
一日時間をとれるならそちらへ向かうのもいいかもしれませんね。 また来たいものです。
春の盛りにはツツジがきれいに見られる観音岳の尾根道を下りていくと、森林公園の展望東屋に着きまし
た。 ここの展望も平野が近くに見えてきれいです。
公園の桜のつぼみも、まだまだ硬そうですが、ひと月先にはきれいに咲くでしょう。
そういう時季を想うとほんとわくわくしますね。
春は里山登りに向いた季節なので、みなさんもいかがですか。
さて、里山登山といえば、毎回好評の南勢テクテク会さんの「ふるさと発見と健康づくりハイキング」。
今回は3月10日(日)に、霧間の八とたこら山へのハイキングが企画されています。
ただいま参加受付中で、バッドパームス店内でもいつも通りチラシを配布しております。
興味のある方はどうぞ。
ではまた。