こんにちは。 タケです。
秋も深まりましたね。
今回は里山の紅葉をもとめて、大紀町の笠木山・網掛山へ行ってきました。
多気JCT.辺りから朝霧が濃く、紀勢大内山ICでも山など全く見えない状況です。
時間はたっぷりあるので、せっかくの里山風景がしっかり見えるまで登るのを待ちます。
笠木渓谷・もみじ茶屋駐車場に到着すると、色づいた木々が見渡せて山登り気分が高まります。
ここ笠木渓谷は、とてもきれいに整備されている公園になっています。
ちょうど濃い霧も晴れてきて、準備を始めます。
まずは雄滝・雌滝のふたつの大きな滝を見にいきます。
雄滝です。
水が落ち出す部分がすごく細い滝でおもしろいです。
きちんと遊歩道に整備されていて、誰もが楽しめる散策道といった感じです。
雌滝です。
こちらも落石はありますが雄滝より静かな雰囲気のいい滝です。
中道の登山道がわかりにくかったので、登りはザラ谷コースでいきます。
植林の中の急登を40分ほど進めると展望岩に着きました。
登り始めほどの快晴ではないですが、十分展望がきき大紀町の山々を見渡せます。
一息いれるため、コーヒーをつくります。
このひと時は、ほんといつも最高です。
今日ものんびりいきましょう。
再出発し、あいかわらずの急な登りをひたすらいきます。
動物よけのネットに沿って、ときどきそれをくぐったりまたいだりして進めます。
そして尾根に出ました。
さっきの展望岩方面を見下ろします。
通ってきたビーク、ザラ谷山です。
先を進めます。
ザラ谷山から20分ほど歩きました。
めざしてきた笠木山に着きました。
頂上はある程度に木は切られていて、展望もいいです。
今日はちょっと霞んでいますが、見通せるときは伊勢湾なども見えるそうです。
軽食で休憩をとりながら周りの山々と地図を見比べ、確かめていきます。
いまいち分からなかった登り口を確かめたく、下りは中道をいきます。
下りかけてすぐの展望岩です。
登ってきたザラ谷コースの尾根がよく見えます。
登りと同じような急な道を30分下ると、雄滝近くの大きな岩山の上に出ました。
ここで尾根を逸れるかたちで曲がります。
さて、道はどこへ出るのでしょう・・・。
雄滝へ続く笠木川まで来たところで、謎が解けました。
林道で登山道が分断されたようになっています。
林道の整備で一帯が変わったのかもしれません。
朝は林道を歩いてここまで来ていて、マークも無いので分からなかったのです。
事前に調べた通りだと「この辺に道があるかも」と、下手の沢沿いを見下ろすと
ちゃんと道がありました。
見つけた道へ進めてみると、朝に探しながら歩いていた丸木橋を通ります。
橋の木はかなり朽ちていて思わず避けて通ります。
再び林道へ合流する辺りで小さなプレートを見つけました。
林道終点の分岐点から笠木山方面を見たところです。
この写真の右端奥のあたり、道を逸れたところにその小さなプレートがあります。
これはなかなか見つからないはず。
でも解決してすっきりしました。
紅葉の山を照らす太陽もまだ高く、せっかくなので同じ大紀町の網掛山まで行ってみることにします。
網掛山・林道終点の駐車場に到着しました。
ここ林道終点からは頂上までは少し登るだけです。
まだ3時前とはいえ、この時季の早い夕暮れの前に登りたいのですぐ出発です。
駐車場からの道はきれいに整備されていて歩きやすいです。
東側に里を見渡しながらの、気持ちよいハイキング道といった感じです。
登り始めて約10分、網掛山頂上です。
陽があるうちにもみじ谷まで進めてみます。
もみじ谷東口から南側に少し登り返した展望所です。
紅葉はきれいですが、ビークまではまだまだですかね・・・。
東口から西口へ向かって、もみじ谷を進めていきます。
このもみじ谷周辺は遊歩道・休憩所・展望所がしっかり整備されていて、
気軽に自然を楽しめる山になっています。
紅葉の見頃は11月下旬から12月初旬ということで、
もみじ数百本が自生する斜面が赤く染まるそうです。
今日はちょっと時季が早かったですね。
しかし今日も、里山の秋をしっかり楽しんだ一日でした。
ここ大紀町までは紀勢自動車道も通ってアクセスもいいので皆さんもぜひいかがですか。
ではまた。