ALTRA / LONE PEAK 5.0 入荷
アルトラのトレイル用シューズのフラッグシップモデルとして進化を続けてきた「ローンピーク」がこの度、「ローンピーク5」となって21SSシーズンの新製品として登場。初代から数えると9作目に当たる製品になるそうで、「アルトラの歴史」とか「アルトラの顔」とも言えるような定番トレイルシューズ。この「ローンピーク」はアウトドア大国アメリカでは大手アウトドアチェーンにて売上No.1になるなど、認知度も高く製品に対しての信頼性の高さとその人気が窺えます。
この新型の「ローンピーク5(写真下)」ですが、前作「ローンピーク4.5(写真上)」に対して、アッパー全体のステッチが少なくなり耐久性がUPしました。
ステッチが減った分、生地の部分が多くなり流線形の滑らかな見た目で、シルエットも前作よりも少しスマートに見えます。
足を入れてみると甲の部分の締め付けが優しくなり、履き心地がマイルドになったように感じます。
ですが、アッパーがしっかりとした分フィット感は向上しているようで「より多くの足型を受け入れやすく、かつフィット感が良い」モデルになったのではないかという印象です。
そして新たな仕様として、靴先端と靴の外側側面にドレーンホール(排水穴)が配置されました。(写真の丸で囲ってある部分)
前作よりアッパーの生地がしっかりとしてメッシュ部が少なくなった分、通気性が気になりましたが、メッシュよりもダイレクトに通気するのではないでしょうか。
さらにメッシュ自体もさらに通気性が良いものに改良されているようで蒸れの心配はなさそうです。
このドレーンホールは、川を渡ったり泥沼の中を行くようなシーンでも靴の中の水の排出を促してくれる作用があります。
何より、靴を洗濯した後も水捌けが良くて乾きが早そうですよね。使用頻度が高い人にとってすごく重要なポイントです。
また大きな変更点として、ミッドソールが変更されています。
クッション性と反発性という相対する性能をバランスよく兼ね備え、耐久性の高いオリジナルのミッドソール「Altra EGO」にアップデート。
さらに前作同様、ストーンガード(薄いプレートみたいなもの)がミッドソールに内蔵されており、木の根っこや石ころによる足底の突き上げから足を守ってくれる+安定性の強化につながっています。
この辺りの仕様が、トレイルランナーの方だけでなく、ハイカーの方にも人気がある理由の一つかと思います。
アウトソールはアルトラのオリジナルのソールで、かなり粘っこくて滑りにくい「MAX TRACアウトソール」。
濡れた岩の上や泥濘んだトレイルでもかなり粘ってくれます。
前作とソール自体は変わりませんがラグのパターンが少し変更されていて、今まで以上に多方向へのグリップ力が向上しているようです。トレイルクロー(丸で囲った部分)と呼ばれる前足部の特徴的なラグ部分も、前作「ローンピーク4.5」の六角形の形から矢印型の形状に変更されておりより力強い蹴り出しをアシストするようになっています。
また、ラグの高さが少し抑えられたようで起伏の少ない道でも歩きやすく、ラグのブロックの一つ一つが大きくなってラグ同士の隙間が広くなっているので泥捌けが良くなったのではないでしょうか。
アルトラシューズの特徴でもある、つま先部分に余裕を持たせた形状のフットシェイプ。
4.5が顕著な形状なのに対して、5は丸みを帯びた自然な形状に。この辺りは履き心地に好みの差は出そうですね。
履き口は5の方が少し大きくなったように感じました。クセのない優しい履き心地です。
ロッカーの具合は見た目はほぼ変わらずですが、履くと5の方が反りが少ないように感じました。その分立ったときの足裏の設置面積が多く安定感を感じます。
アルトラのシューズは全ての製品が、つま先から踵までの高低差が無くヒールストライクを軽減し、裸足で地面に立った時と同じような状態「ゼロドロップ」であることと、足指がリラックスして自然に広げることができる「フットシェイプ」というつま先部分が余裕のある作りになっていて、長時間の歩行やランニングでもストレスを感じにくい作りになっています。さらにこの「ローンピーク5」には「ワイドモデル」も展開されたので、今まで窮屈に感じていた方にも履いていただきやすくなりました。
カラーはmen’s、woman’sともにワイドモデルを合せて3色の展開となっております。
woman’s↓
men’s↓
・重量は以下の通りです↓【Men’s / US8.5(26.5cm) Women’s / US6.5(23.5)】
men’sローンピーク
Men’s ローンピーク5ワイド
Women’s ローンピーク5
Women’s ローンピーク5ワイド
アルトラの「ベストオブトレイルシューズ」と呼ばれているローンピークの最新作です。
ぜひお試しください。